8月のリバーシーバスは「酸素」を探せ!高水温でもシーバスが釣れた理由を実釣から考える

「8月のリバーシーバスは「酸素」を探せ!高水温でもシーバスが釣れた理由を実釣から考える」のアイキャッチ画像

こんにちは、RIVERISTのBORAです。

8月のリバーシーバス。

水温がどんどん上昇し、春から初夏に比べて明らかにシーバスの反応が悪くなってくる時期です。

「夏は水温が高すぎるから釣れない」

そう感じているアングラーも多いのではないでしょうか。

もちろん、水温はリバーシーバスを考えるうえで非常に重要です。

ただ、RIVERISTでは最近、それ以上に意識しているものがあります。

それが、

「水中の酸素」

です。

そして2026年8月11日、山の日。

RIVERISTスタッフのGOUさんが真夏の河川でシーバスをキャッチしました。

使用したルアーはBlueBlueのBlooowin!(ブローウィン)。

ブローウィンをジャークさせて魚のスイッチを入れる、いわゆる「ブローウィンジャーク」での一本でした。

この釣果からGOUさんが強く感じたのが、

「真夏のリバーシーバスでは、水温以上に酸素が重要なのではないか」

ということでした。

今回はこの実釣をきっかけに、8月のリバーシーバスと「酸素」の関係について考えてみたいと思います。

8月11日、山の日。真夏の川からシーバスが出た

8月11日。

まさに真夏です。

川の水温も上昇し、リバーシーバスにとって決して簡単とは言えない時期。

そんな状況の中、RIVERISTスタッフのGOUさんがシーバスをキャッチしました。

使用したのはBlueBlueのBlooowin!。

BlueBlue公式でも、Blooowin!シリーズはジャーキングによる横方向へのダートで魚の反応を引き出す使い方が紹介されています。いわゆる「Blooowin!ジャーク」は、シーバスでも使われているメソッドです。

ルアーをジャークさせ、

左右へ飛ばし、

魚にリアクションで口を使わせる。

そして真夏の川からシーバスが出ました。

もちろん、ブローウィンジャークの力があったことは間違いありません。

しかしGOUさんがこの釣果から注目したのは、ルアーだけではありませんでした。

「なぜ、この暑い時期に、この場所にはシーバスがいたのか?」

そこを考えていくと、ひとつのキーワードが浮かび上がってきました。

それが「酸素」です。

高水温だから釣れない。それだけなのか?

8月になってリバーシーバスが釣れにくくなると、

「水温が高すぎる」

と考えがちです。

これは決して間違いではありません。

しかし、水温の上昇にはもうひとつ重要な変化が伴います。

水温が高くなるほど、水に溶けて保持できる酸素量は少なくなります。

EPA(米国環境保護庁)も、高水温になるほど水中に溶ける酸素の量が減少すると説明しています。

つまり真夏の河川では、

「水温が高い」

だけではなく、

「酸素も少なくなりやすい」

という二つの問題が同時に起きているわけです。

ここが8月のリバーシーバスを考えるうえで非常に重要だと思っています。

シーバスも酸素なしでは生きられない

魚はエラから水中に溶けている酸素を取り込んでいます。

この水中に溶けている酸素を「溶存酸素(DO)」と呼びます。

国土交通省も、溶存酸素は水中の生物にとって不可欠なものと説明しています。

当然、シーバスも例外ではありません。

だから真夏の川を見るとき、

「水温は何℃だろう?」

だけではなく、

「この場所には酸素が供給されているだろうか?」

という視点を持つ必要があります。

これが今回、GOUさんの釣果から改めて感じたことです。

高水温でも「酸素がある場所」なら可能性は残る

ここで重要なのは、

「高水温でも酸素さえあれば必ず釣れる」

という意味ではありません。

水温、流量、ベイト、潮、濁り、時間帯など、シーバスの行動にはさまざまな条件が関係します。

また、今回の釣行で実際にDOを測定したわけではありません。

そのため、「このポイントの酸素濃度が高かったから釣れた」と科学的に断定することはできません。

ただし、実釣を続けていると、

水温が高いのに魚がいる場所。

同じ川なのに、まったく魚の気配がない場所。

この差を感じることがあります。

そこで注目したいのが「水の動き」です。

真夏は「止まった水」より「動いている水」

8月の川でRIVERISTが注目したいのは、

水が動いている場所です。

例えば、

瀬。

流心。

支流との合流。

水の落ち込み。

堰の下。

流れがぶつかる場所。

こうした場所です。

川の水が動き、水面が撹拌される場所では、空気と水が接触する機会が増えます。

つまり真夏は、

「流れがあるからベイトが集まる」

だけではなく、

「酸素が供給されやすい環境だから魚が残る」

という視点も持てるわけです。

これまで何気なく狙ってきた「流れのある場所」。

実はそこには、酸素という重要な要素が隠れているのかもしれません。

GOUさんの一本から考える「魚がいる水」

今回のGOUさんの釣果も、単純に

「ブローウィンジャークが効いた」

だけで終わらせると、少しもったいないと思っています。

もちろんBlooowin!はジャークで左右へダートさせ、魚のリアクションを引き出せるルアーです。BlueBlueにはジャーキングに特化したBlooowin! 140J Jerking Editionまでラインナップされています。

しかし、どれだけ良いルアーを投げても、そこにシーバスがいなければ釣れません。

では、なぜその場所に魚がいたのか。

ここを考えることがリバーシーバスでは非常に重要です。

高水温の8月にもかかわらず魚がいた。

そこには魚がとどまれる何らかの理由があった。

そのひとつとして考えられるのが、

「酸素が確保されやすい水だったのではないか」

ということです。

GOUさん自身も、この一匹を通して酸素の重要性を強く感じたそうです。

8月は水温計の数字だけで諦めない

真夏に水温を測る。

「うわ、高いな……今日はダメか」

そう思うことがあります。

でも、そこで釣りを諦めるのはまだ早いかもしれません。

同じ水温でも、

流れがなく淀んでいる場所。

瀬になっている場所。

支流から新しい水が入っている場所。

水が激しくぶつかっている場所。

これらがまったく同じ環境とは限りません。

水温計には同じ数字が表示されても、水中の状態まで同じとは限らないからです。

真夏ほど、

「水温何℃?」

だけではなく、

「この水、生きてる?」

という感覚が重要になるのではないでしょうか。

ベイトを探すことも「酸素を探すこと」につながる

シーバスだけでなく、ベイトフィッシュも酸素を必要とします。

だから真夏は、

小魚がいる。

水面に生命感がある。

流れの中にベイトがついている。

こうした場所を探すことも重要です。

逆に、

流れがない。

ベイトもいない。

水面にも生命感がない。

そんな場所で粘り続けるよりも、水が動いているエリアを探した方が良い結果につながる可能性があります。

「シーバスを探す」

というより、

「生き物がいられる水を探す」

そんなイメージです。

8月に狙いたい「酸素を意識したポイント」

真夏のリバーシーバスであれば、RIVERISTではこんな場所を優先してチェックしたいと思います。

瀬。

堰や落ち込みの下。

支流との合流点。

流心。

反転流と流心の境目。

水がぶつかる場所。

雨によって新しい水が入った場所。

水面が波立っている場所。

つまり、

「水が常に動いている場所」

です。

ただ「深いから夏でも魚がいるだろう」と考えるのではなく、

その場所の水がどう動いているのか。

こちらを意識することが重要だと思います。

酸素のある場所を見つけ、ブローウィンジャークでスイッチを入れる

そして魚がいる場所を見つけたら、次はどう口を使わせるか。

今回GOUさんが選んだのが、ブローウィンジャークでした。

真夏は魚がいても、普通に巻いているだけでは反応しないことがあります。

そんな魚に対して、

ジャーク。

横へ飛ばす。

止める。

再びジャークする。

こうした変化でリアクションバイトを狙う。

「魚がいる場所を探すこと」と「その魚に口を使わせること」。

この二つが噛み合って初めて一本につながります。

今回の山の日のシーバスは、まさにそれを感じさせる一匹だったのではないでしょうか。

8月のリバーシーバスは「水温×酸素×流れ」で考える

真夏のリバーシーバス。

これまで僕たちは、

「水温が高いから厳しい」

と考えることが多かったように思います。

でも、もう一歩踏み込んで考えてみる。

水温が高い。

では、その中で酸素が確保されている場所はどこなのか。

水が一番動いている場所はどこなのか。

ベイトが残っている場所はどこなのか。

そこまで考えると、夏の川の見え方が変わってきます。

8月は、

「低い水温を探す釣り」

だけではなく、

「酸素のある水を探す釣り」

なのかもしれません。

まとめ|真夏でもシーバスがいる「生きた水」を探せ

8月11日、山の日。

RIVERISTスタッフのGOUさんがBlooowin!を使ったブローウィンジャークでキャッチした一匹。

この魚から改めて感じたのが、

「真夏のリバーシーバスにとって酸素は非常に重要なのではないか」

ということでした。

水温が上がれば、水に溶けることのできる酸素量は減っていきます。

だから真夏は、

水温だけを見るのではなく、

流れを見る。

水の動きを見る。

ベイトを見る。

そして、その先にある「酸素」を意識する。

水温が高いから釣れない。

そう決めつける前に、

「この川の中で、一番酸素がありそうな場所はどこだろう?」

と考えてみる。

そこにシーバスがいるかもしれません。

そして魚を見つけたら、今回のGOUさんのようにブローウィンジャークで強制的にスイッチを入れてみる。

真夏の一本は、そんな「場所」と「釣り方」の組み合わせから生まれるのかもしれません。

8月のリバーシーバス。

キーワードは、

「水温」だけではなく「酸素」。

RIVERISTでは、これからも実際の釣果から感じたことをもとに、川の中で起きていることを考えていきたいと思います。