はじめに
こんにちは、RIVERISTのBORAです。
今日は「安全・快適・末永くリバーゲームを楽しむために」というテーマで、お話をしていきたいと思います。
リバーシーバスは、自然の美しさとスリルが共存する“最高の遊び場”です。
しかし同時に、命を預けるフィールドでもあります。
急な増水、流れに対する過信、足場の油断。
川の怖さを知っている人ほど、釣りを続けられる。
そんな想いを込めて、このテーマをお伝えします。
安全第一|「安全の上に安全を重ねる」
リバーゲームで最も危険なのが「急な増水」。
これを甘く見てはいけません。
増水のサインを見逃さない
- 水が急に濁ってきたら、危険信号。
- いくら釣れていても、すぐに川から上がること。
- 水位が下がっているのに濁りが増している場合は特に危険。
それは上流で土砂ダムができている可能性があります。
もし決壊すれば、一瞬で土石流が襲ってきます。
命より大切な魚はいません。
「あと1本」は、時に“最後の1本”になる。
防災情報のキャッチと判断力
- ダムの放水サイレン、広域放送に注意
- スマホで地域の防災メールを登録し、自動通知を受け取る
- 釣行前には雨量・水位・防災情報を必ずチェック
安全とは「逃げる準備ができていること」。
危険の“半歩手前”で退く勇気こそ、ベテランの証です。
ウェーディングの限界を知る
「ここまでは立てるだろう」と思った瞬間が、最も危険です。
自分の“安全ボーダー”を設定する
流れの強さや水深を、感覚で判断してはいけません。
もし自分の中で「10段階の7」を危険ラインだと感じるなら、
実際にはその2段階手前の“5”が限界値です。
完全に安全といえるウェーディングレベルは「3〜4」。
どんなに釣れていても、それ以上立ち込まないようにしてください。
転倒を防ぐための装備チェック
- フローティングベスト(正しく締める)
- 滑りにくいソールのウェーディングシューズ
- 膝パッド付きウェーダー(転倒時に安心)
- グローブ(転倒時の手の怪我防止に有効)
暑い時期でも、薄手グローブは必ず装着を。
“怪我をしない手”が、次の釣行を守ります。
法令遵守とフィールドマナー
自然と共にあるリバーゲームでは、ルールの理解も大切です。
禁止エリアでの釣りは絶対にしない
堰堤の上下など、「立入禁止」「釣り禁止」のエリアには絶対に入らない。
また、魚族保護区域では「アユに限る」など魚種が限定されている場合もあります。
その場合は事前に確認し、他魚種の釣りが認められているかを必ずチェックしましょう。
遊漁券と漁業権の確認
サケ・サクラマス・サツキマスなどのトラウト類が遡上する河川では、
シーバス狙いでも誤ってヒットすることがあります。
そのため漁業権が設定されている河川では、
必ず該当魚種の遊漁券を購入して釣りを行ってください。
補足として、各都道府県の管轄漁協によっては、
「夜釣り」や「ルアーフィッシング」が禁止されている場合もあります。
必ず各漁協の遊漁規則を確認した上で、釣行を計画してください。
快適装備が“釣果”と“安全”を両立させる
安全の次に大切なのが快適さ。
リバーシーバスでは「快適=集中力の持続」です。
- 季節ごとのウェアリング(汗冷え・蒸れ対策)
- 偏光グラスで水面を読む
- 赤色ライトで魚に優しく夜釣りを安全に
- 荷物を軽量化して機動性を確保
快適な装備は「余裕のある判断」を生みます。
安全も、釣果も、快適さの上に成り立っています。
末永く楽しむために
安全を確保し、快適な装備を整えたら、
次に意識すべきは「無理をしない」こと。
- 疲れている日、寝不足の日は“行かない勇気”を。
- 仕事・家庭・釣りのバランスを崩さない。
- 自然への敬意を忘れず、釣り場をきれいに保つ。
「帰るまでが釣行」ではなく、
「次も行けること」が本当の釣行成功です。
まとめ|守る釣りが、次の一尾をつなぐ
リバーゲームは、自然と生き物と自分が繋がる最高の時間。
しかし、それを続けるためには「守る釣り」が欠かせません。
安全の上に安全を重ね、
快適さを整え、
自然に感謝して竿を振る。
——それが、RIVERISTが伝えたい“リバーアングラーの本質”です。
RIVERISTからのメッセージ
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