【初心者OK】リバーシーバスと潮・気圧の関係|上げ潮・下げ潮・タイドグラフBIで釣れる時間を読む!
こんにちは、RIVERISTのBORAです。
今回は、リバーシーバスを釣るうえで欠かせない「潮」と「気圧」の関係について。
「なんで同じポイントでも釣れる日と釣れない日があるの?」
——その答えは、潮の動き+気圧の変化 にあります。
この記事では、潮の基本、上げ潮と下げ潮の狙い方、そして“気圧が釣果に与える影響”をアプリ「タイドグラフBI」を使って読む方法を紹介します。
タイドグラフBI(tide graph GI)のインストール
step1 タイトグラフBIをインストールする。

step2 『都道府県から探す』、または、『現在地から探す』をクリック。

step3 ここでは、京都府舞鶴市の由良川河口を選択しました。

step4 情報がでてきました。

step5 表右下のBIをONにして、切り替えが可能です。

step6 下にスクロールすれば、気圧を確認できます。

step7 設定から現在地を入れると、警報・災害情報も確認できます。

step8 警報の情報。地震や津波、台風も確認できます。便利ですので、登録しておきましょう。

シーバスは“潮の流れ”で動く魚
川のシーバス(リバーシーバス)は、潮の動きに合わせて行動します。
潮が動けばベイトも動き、流れが止まれば魚も止まる。
だから、「潮を読む」=「シーバスの動きを読む」ことなんです。
潮の基本|上げ潮と下げ潮
潮の種類 | 水の動き | シーバスの行動傾向 |
---|---|---|
上げ潮(あげしお) | 海の水が川に押し込む時間 | 餌を追って上流へ動く |
下げ潮(さげしお) | 川の水が海へ流れ出す時間 | ベイトを追って下流へ動く |
満潮からの下げ潮時|一番アツい「動き出しの時間」
満潮から潮が下がり始めるとき、
川の流れと海の流れが合わさって一気に動き出します。
この“流れが動き始める瞬間”が、まさにシーバスの時合い。
✅ 狙い目ポイント
- 橋脚のヨレ(流れがぶつかる場所)
- 河口のかけ上がり
- 反転流やブレイクライン
✔おすすめルアー
- KAGELOU124F:流れを掴みやすい定番ミノー
- COAMAN PB-20:流芯を効率よく探るブレードベイト
この「動き出し」に立ち会えたら、それだけで釣れる確率が跳ね上がります。
干潮からの上げ潮時|短時間の逆流を逃すな
上げ潮では、潮が川を押し返すことで“逆流”が起こります。
この短い時間が「上げ潮の時合い」。
✅ 狙い目ポイント
- 河口部(逆流が始まる場所)
- 水位が上がり始めるエリア
- 流れが止まりかけたタイミング
✔おすすめルアー
- KAGELOU100F:浅場や緩い流れでも安定
- Daiwa Salt Pro Minnow D83:逆流のヨレを探る速巻きルアー
流れが変わる“わずかな時間”を感じ取ることができれば、
上げ潮でもしっかり結果が出せます。
気圧とシーバスの関係|低気圧はなぜ釣れるのか?
ここが意外と見落とされがちですが、気圧もシーバス釣りに深く関係しています。
▶ 高気圧の日(晴天・気圧が高い)
空気が海面を押さえつけるように働きます。
そのため海水が上がりにくく、潮位の変化がゆっくりになります。
結果として「上げ潮の逆流が遅れる」傾向があります。
また、水面の圧力が高いとベイトの動きが鈍くなり、魚全体の活性も落ちやすいです。
見た目は釣り日和でも、意外と渋いのが“高気圧の晴天日”。
▶ 低気圧の日(曇天・雨・前線通過)
低気圧は海面を“引っ張り上げる”ように働くため、潮位が高くなり、潮の動きが活発になります。
さらに、曇天や雨によって光量が減ることでシーバスの警戒心も薄れ、
ベイトも表層近くを泳ぐようになります。
つまり——
「潮がよく動く+魚の活性が上がる=低気圧はチャンス」。
BORA自身の経験でも、
曇り〜雨の日や台風の接近前など「気圧が下がり始めたタイミング」は、
大きな群れが一気に動く印象があります。
✅ワンポイント
- 雨の濁りと気圧低下が重なるときは、ベイトが岸際に寄る
- 濁りの境目をKAGELOU124Fで流すと爆発的なバイトが出ることも
タイドグラフBIで「潮×気圧」を読む
タイドグラフBIは、潮だけでなく気圧グラフも見られる万能アプリです。
① 潮の動きが一目でわかる
上げ潮・下げ潮・満潮・干潮が視覚的にわかる。
まずは“潮が動く時間”を確認しましょう。
② 魚マークの時間を狙う
魚マークの時間帯は、潮と気圧の条件が揃いやすい「釣れ時間」。
特に「魚マーク+低気圧気味のタイミング」は狙い目です。
③ 天気とリンクさせて判断
アプリ上で気圧が下がり始めている+潮が動き始めているなら、
それはまさに“ベストタイミング”。
「釣れる空気」が流れています。
ホームリバーを“潮と気圧”で読む
川によって潮の影響や逆流の範囲は違います。
たとえば、
- 河口付近は早く潮が動く
- 上流は遅れて変化する
- 川によって逆流する距離が違う
まずはタイドグラフBIを開き、
自分の通う川の「潮が動く時間」と「気圧の変化」を照らし合わせてみましょう。
潮と気圧をリンクさせるだけで、
「今日は釣れる日か」「今日は我慢の日か」が明確に読めます。
まとめ|自然の“呼吸”を感じる釣りを
- 満潮からの下げ始め → 最も流れが動き出す時間
- 干潮からの上げ始め → 逆流の短いチャンス
- 高気圧の日 → 潮が上がりにくく渋い
- 低気圧の日 → 潮が動きやすく魚が活発
- タイドグラフBIで「潮×気圧」をチェック!
リバーシーバスは“自然のリズム”に敏感な魚。
潮と気圧を読めば、「釣り運」ではなく“理屈で釣る”感覚が身につきます。
RIVERISTより
あなたの川ではどんな“気圧タイミング”で釣れましたか?
RIVERISTでは、全国のリバーアングラーの体験を募集中。
「思い出のリバーシーバス釣行記」に投稿して、あなたの経験を次のアングラーに繋げてください。
投稿はこちら → 「思い出のリバーシーバス釣行記」募集ページ
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